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亜鉛フォスタグ電気泳動用中性プレキャストゲルの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 木下 恵美子  広島大学, 医歯薬学総合研究科(医), 助教
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要本課題では、長期保存が可能な、リン酸基親和性電気泳動用 Phos-tag SDS-PAGE 中性プレキャストゲルの創出を行なう。中性 pH のゲル緩衝液と泳動用緩衝液の組み合わせを検討し、その候補をいくつか決定した。ビストリス-塩酸ゲル緩衝液とトリス-モップス泳動用緩衝液の組み合わせで、10-200kDa の分子量範囲においてリン酸化タンパク質に対する高い分離・分解能を示した。一方、200kDa 以上の分子量のタンパク質の解析ではトリス-酢酸ゲル緩衝液とトリス-トリシン泳動用緩衝液の組み合わせで良好な結果を得た。さらに、分子量によってゲル緩衝液を使い分ける必要のないゲルを開発中である。良好な分解性能が見られたものについて、ゲルの経時的耐久性試験を行なう。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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