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ペプチド集合体を鋳型とする金属担持シリカナノチューブの合成

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 富崎 欣也  龍谷大学, 理工学部 物質化学科, 准教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要シリカやアルミナ等の無機材料は、化学物質耐性および温度耐性に優れ、固体触媒として産業応用が進められている。特に、界面活性剤を鋳型として結晶構造中にナノメートルサイズの均一の空隙を創り、基質の選択的な取り込みに利用する固体触媒が有効である。 本研究課題では、シリカ合成の鋳型として、界面活性剤に代わり、ペプチドナノファイバーを用いるシリカナノチューブの合成法を検討した。次いで、ペプチドナノファイバーの表面に金属(化合物)粒子を配列化する方法を種々検討し、得られたペプチド-金属(化合物)複合体をシリカで被膜する技術を開発した。本研究成果は、基質選択的ナノ反応場を有する固体触媒の構築へ応用可能である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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