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イリジウム錯体の光線力学治療薬としての可能性を検証する

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 穂坂 正博  秋田県立大学, 生物資源科学部, 教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要申請者は、これまでイリジウム錯体を利用してがん組織をイメージングすることに成功し、がん検査薬としての製品化に向け開発を続けている。最近、申請者はイリジウム錯体の生体投与方法を改良する過程で、イリジウム錯体を人工脂質膜に内包した「イリジウム錯体内包リポソーム」が、がん組織特異的な光線力学治療薬としての効果を持つことを発見した。そこで本研究はイリジウム錯体内包リポソームの光線力学治療薬としての可能性を検証している。申請者はこれまでの研究期間でイリジウム錯体内包リポソームが、低酸素状態のがん細胞のみに壊死を引き起こすことを見出した。今後はそのメカニズムを明らかにする。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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