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陽イオン性カプセル分子を利用した有害陰イオン除去剤

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 近藤 満  静岡大学, 機器分析センター, 准教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要過塩素酸イオンは子供の成長を阻害する毒性を有するため、水溶液中から簡便に除去する技術の開発が求められている。飲料水中の安全基準濃度は24.5ppb (米国、日本)とされているが、瞬時に、この濃度以下に過塩素酸イオンを除去できる物質は未開発であった。本学では、2価の正電荷をもつカプセル型分子を開発し、この化合物が過塩素酸イオンをこの濃度以下に効率良く除去する活性があることを見いだした。その活性は従来の除去剤を凌駕し、再生が容易な点、など従来技術に比べて多くの点で優れている。本研究では、処理水のpHや水温が除去活性に及ぼす影響を検討し、この除去剤が有効に使用できる条件を解明した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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