東北太平洋地域で水揚げされるタコ、イカ、ホタテ貝、ホッキ貝等の魚介類加工残渣より抽出・精製する高効率かつ低コストによる製造技術の開発
研究責任者 |
青木 寿博 福島工業高等専門学校, その他部局等, 講師
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 本研究は、イカ、ホタテ等魚介類に比較的豊富に含まれているセラミドシリアチンを抽出し、ホスホリパーゼC酵素を用いてホスホン酸を切断してセラミドを精製する製造法確立を目標としている。イカ粉末から目的物質であるセラミドおよびセラミドシリアチンの有機溶媒(エタノール、メタノール、n-ヘキサン、クロロホルム)による抽出・精製方法を検討した。同定はできていないが、目的物質を数段階の工程で濃縮できたと考えている。また、超臨界二酸化炭素抽出装置を作成し、分離溶媒として利用できることを定性的には確認できた。
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