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超臨界水による新規リン回収システムの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 柳田 高志  広島大学, 大学院工学研究院, 特任助教
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要超臨界水ガス化は高含水系バイオマスを迅速に燃料ガスへと変換できる技術として注目されている。また、リンを含有するバイオマスを原料とした場合には、それはガス化後に固相もしくは液相に移行する。本研究は、含水系バイオマスの利用方法の一つとして超臨界水ガス化に着目して、エネルギーと枯渇資源であるリンの同時回収を提案するものである。廃棄物系バイオマスを原料として超臨界水ガス化を行い、ガスとリンの回収を試みた。さらに、シミュレーションにより超臨界水ガス化におけるリンの挙動を調査した。その結果、連続式超臨界水ガス化装置を用いて、燃料ガスの生成及びリン回収を達成することができた。また、原料に水酸化カルシウムを添加することで、リンを固体として回収できる可能性が示唆された。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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