研究責任者 |
櫻井 優 名古屋工業大学, 工学研究科, 教授
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2012
|
概要 | 次世代のハイビジョン受信機においては、高精細化を目標とした画素数を4倍にした4*2K超解像パネルが開発されている。この次世代パネルへの画像表示には、超解像信号処理が不可欠となる。本研究では、TV正則化手法と事例学習法の組み合わせた新しい超解像復元システムを提案し、高い画像改善効果を実現した。同時に、複雑な処理アルゴリズムのハイビジョン受信機搭載への実用性を、CELLプロセッサへのリアルタイム動画像処理プログラムの実装によって、実証した。今後の展開としてはGP-GPUによる実現も視野に入れている。なお、ハイビジョンテレビにおける、高精細化は3D機能やネットワーク機能と並ぶ、次世代のテレビとして注目されている。
|