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ディジタルホログラフィーを用いた塗料乾燥評価装置の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 横田 正幸  島根大学, 総合理工学部, 准教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要研究目標は、塗料乾燥評価装置開発に必要なデータ取得法や解析法を明確にすることである。ディジタルホログラフィー光学系に分解能0.1mgの電子はかりを導入し、塗料内の顔料観察用に顕微鏡を組合わせた同時観察を行った。 乾燥過程でホログラフィーによる塗装面再生像の位相変化は、700倍の光学顕微鏡と同程度の感度であった。また、塗料重量と位相変化の直接比較から、減率乾燥期間中の溶剤の揮発と塗膜の静止(指触乾燥や硬化乾燥)との関連性が明らかになった。水性塗料(銀色、透明)、溶剤系塗料について実験し、溶剤成分や蒸発速度と位相変化の関連から乾燥過程の違いを評価した。また、透明な塗料の乾燥過程が明らかになった。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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