研究責任者 |
六井 淳 島根大学, 総合理工学部, 講師
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 本研究では三次元カラーバーコードの印刷において、安定した読み取り法の実現を目指す。これまでの研究を通して、三層(8色)までは、ほぼ100%の読み取り性能を実現してきた。本研究では、撮影環境の変化に対応するため、統計的手法である変分ベイズ法、EM法の適用検討を行い、四層(16色)程度まで安定した読み取り性能を得た。大容量化にあたっては、層数を増やし配色数を多くするよりもセル数を増やす方がより効果的であることが確認された。セル数を多く設定することで、1MB格納を実現できる目途が立った。今後はより高い読み取り性能、推定精度の向上を図り、ユーザからのフィードバックを加味したアプリケーション開発を行う予定である。
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