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環境調和を志向した微量金属の新規濃縮・検出システムの開発:ソノプロセスの利用

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 金 継業  信州大学, 理学部, 教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要本研究では、超音波が提供した物理的反応場を利用して、環境調和を志向した新しい微量金属の濃縮・検出技術の開拓を行った。超音波周波数や照射方法を精密に制御することによって油滴のエマルション化と再凝集をコントロールできるという知見が得られ、この現象を利用した超音波微小液的溶媒抽出技術を確立した。このアプローチは、有機溶媒有の使用は極限まで抑えられ、目的金属を効率よく濃縮できることが実証され、濃度が数ppbの極微量アルミニウムの濃縮・定量に応用できたことから、その実用性を認められた。今後、フロー系の超音波濃縮装置の開発と最適化を行い、希少金属の連続的な濃縮回収へと展開する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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