落屑緑内障の発症機序解明と分子診断を目指したゲノム医科学研究のための生体試料の収集と臨床情報のデータベース化
研究責任者 |
中野 正和 京都府立医科大学, ゲノム医科学部門, 助教
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 本研究開発では、落屑緑内障の発症機序解明と分子診断に必須な研究基盤を構築するため、臨床研究倫理を遵守しながら「生体試料の収集」と「臨床情報のデータベース化」を実施した。目標検体数(疾患群・100検体、対照群・200例)に対して、疾患群・103検体(達成率・103%)、対照群・207検体(同・104%)を収集し、全検体について末梢血・ゲノムDNA・EBウイルス感染による細胞株を確保した。加えて、検体に付随する緑内障専門医による精密診断情報、問診票情報および血液生化学検査値をデータベース化した。本研究開発により落屑緑内障の確固たる研究基盤が確立できたので、参天製薬株式会社とシーズ顕在化ステップに共同申請した。
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