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ガラス表面上のナノテクスチャ複合防汚膜による超撥水表面の耐摩耗性向上

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 谷 弘詞  関西大学, システム理工学部機械工学科, 教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要本研究は、ナノテクスチャ複合防汚膜による超撥水表面の耐摩耗性向上を目標として、研究を進めた。ガラス平坦表面の撥水性に対するSAM膜の塗布濃度依存性を調べた結果、0.1wt%より大きい場合には影響は小さいことが判明した。さらに、ナノインプリント法により微細凹凸を形成して、撥水性および耐摩耗性との関係を調べた。その結果、耐摩耗性の突起の方向による影響は、突起が摺動方向に垂直の場合に低下すること、ピラー構造に比較してホール構造は撥水性がわずかに低いが、耐摩耗性は表面DLC保護膜の形成で100倍以上増加することが明らかになった。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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