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イオン交換ミニカラムを用いた褐藻多糖類の迅速分別定量法の最適化

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 栗原 秀幸  北海道大学, 大学院水産科学研究院, 准教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要本研究では、褐藻多糖類の迅速定量のため、(1)最適なイオン交換性カラムの検 討と(2)フコイダン比色定量法の再検討及びアルギン酸比色定量の妨害の原因 究明と対処法の確立を目的に検討を行い、(1)では供試した陰イオン交 換性カラム5種類のうち、最適なイオン交換性カラムを明らかにし、水と塩化ナトリウム水溶液濃度の設定により、多糖を効果的に分別することができた。(2)では、いくつかの海藻でアルギン酸の定量を妨害する成分が存在したが、その同定には至らなかった。そのため、 3種類の褐藻多糖類を迅速に比色定量できる方法の確立には至らなかった。今後この方法の確立を進める。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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