分子ピンセットを用いた単層カーボンナノチューブの実用的な分離精製法の開発
研究責任者 |
小松 直樹 滋賀医科大学, 医学部生命科学講座, 准教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | ピンセット型ジピレン化合物による単層カーボンナノチューブの大量分離法について検討を行った。まず、これまで数十mg程度であったジピレン化合物を百mg程度合成できるようになり、ジピレン化合物の大量合成への道筋をつけた。次に、それらを用いた単層カーボンナノチューブの抽出を行ったが、スケールを大きくすることで、従来用いてきたバス型超音波装置のエネルギーが不十分となり、新たにプローブタイプ、カップホーンタイプの超音波照射法の検討を行った。
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