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がん細胞分泌膜小胞を用いた新規がんバイオマーカーの探索と免疫抑制作用の検討

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 赤尾 幸博  岐阜大学, 大学院連合創薬医療情報研究科, 教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要近年、miRNA, mRNAなど遺伝子産物ががん細胞から細胞膜によってできた分泌膜小胞に包まれ放出されていることが明らかになった。さらに分泌膜小胞は他の細胞に伝播し、機能することも報告された(Trends in Cell Biology 2008,19,43-51)。我々はがん細胞がmiRNA-145、-34aなどがん抑制に働く遺伝子を細胞外に分泌膜小胞を介して放出し、自己を保護していることを示した。ただ、分泌膜小胞の内容物が細胞に伝播することは証明できたが免疫細胞への影響については明らかにすることはできなかった。また、大腸癌の新規なバイオマーカーをいくつか発見した。今後、さらに臨床検体を用いて検証を進めていく。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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