概要 | 3種のペプチドEPn1, ST3LおよびST4n1は、それぞれエピモルフィンやその類似蛋白質群によって誘発される正常表皮細胞の分化異常のあるものを正常に戻すことが確認されている。本研究では、それらのペプチドが臨床応用のフェーズに展開できるのかを調べるために、まず正常性を保った培養表皮細胞において、種々の病変刺激がどの程度エピモルフィンや類似蛋白質の発現を変化させるかを調べた。次に、外部から投与したそれらの蛋白質や上記ペプチドの効果を解析し、得られた知見からペプチドの投与量ならびにタイミングを決めて培養モデル細胞ならびにモデル動物に作用させ、その治癒効果を追跡した。
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