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メタボリック・シンドロームの制御を目指した分子探索ツールの作成

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 岸田 綱郎  京都府立医科大学, 免疫学, 学内講師
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要褐色脂肪細胞は、食物由来のエネルギーを熱として消費する細胞である。ヒトの褐色脂肪細胞の数と機能は、肥満、糖尿病、高脂血症の患者では極度に低下している。褐色脂肪細胞の分化に関与する転写因子PRDM16を、筋細胞や白色脂肪細胞に発現させると、褐色脂肪細胞様の機能を付与できる。 我々は最近、ヒトiPS細胞から褐色脂肪細胞を分化させることに成功した。そこで本研究では、この系を用いて、PRDM16遺伝子のプロモーター領域を解析し、白色脂肪細胞等にPRDM16を誘導する化合物をスクリーニングする系を樹立する。 本研究の成果は、肥満と糖脂質代謝異常の病態を制御・予防する新しい薬剤や食品の開発に繋がるであろう。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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