損傷イチゴの物理的特性・分光特性・内部因子による物理的損傷耐性の解明
研究責任者 |
柏嵜 勝 宇都宮大学, 農学部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | イチゴは、表皮破壊を伴わない物理的損傷の場合、発生後しばらくは目視による識別が不可能であるが、その後表皮が著しく劣化する。また、同程度の熟度のイチゴでも個々によって物理的損傷の程度が大きく異なる。 本申請研究は、イチゴ表面の物理的特性を測定するとともに分光特性を把握し、これらの特性と物理的損傷との関連例を明らかにし、分光特性から物理的損傷推定する手法を開発する。さらに損傷部位の内容成分の変化を把握し、物理的特性、分光特性、内容成分と物理的損傷との関係性を考察する。これらの成果を、イチゴの表面分光特性から物理的損傷の発生難易度や物理的損傷に耐える性質(損傷耐性)の非破壊推定方法の開発へとつなげる。
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