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軽量コイルにより鼓膜を加振する次世代型補聴システムの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 濱西 伸治  仙台高等専門学校, 機械システム工学科, 准教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要本課題では、筆者らが開発した、イヤホンを用いずに鼓膜面に軽量のコイルを留置し、それらを加振させることで補聴効果を得るという「次世代の補聴システム」の更なる高機能化を目指し、入力した音を忠実にコイルの振動で再現し、かつ、音源の位置を正しく知覚(方向定位)出来るようにするための制御システムを共同で試作する。鼓膜・耳小骨を忠実に再現した「中耳模型」に補聴システムを取り付け、実音源による鼓膜振動と、補聴システムによる鼓膜振動のパターンを比較し、低周波数以外では、振動パターンが一致していることを確認した。また、低周波数でのひずみの原因を調べるため、ヒト頭部モデルによる有限要素法解析も行った。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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