高感度迅速なエンドトキシン測定法を用いた透析液の新しい品質管理手法
研究責任者 |
小幡 徹 滋賀医科大学, 医学部 外科学講座, 特任准教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 高感度迅速なエンドトキシン測定・ESP法を開発した。従来法の測定限界は1EU/Lであるが、ESP法は0.005EU/Lまで90分前後で検出する。 オンライン透析など高い清浄度を必要とする透析の品質検査への適応を検討した。とりわけ現場で測れることを目標に試料の採取方など、従来法と比較しながら行った。一方現状では施設の汚染を検査する培養法は、結果を得るのに1週間掛かり、直接の患者利益につながらない。ESP法との比較を行い、培養法検査の結果と比較しながら現場で結果の出せるESP法の有用性について実証することを目指した。
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