点群座標データを用いた効率的な3次元道路ネットワークデータ作成手法の研究
研究責任者 |
田中 成典 関西大学, 総合情報学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 本研究では、地図データと点群座標データとを用いた効率的な3次元道路ネットワークデータ作成手法の確立を目標とした。まず、AHSやEV等の施策や関連する文献を調査し、提案アルゴリズムを精査した。次に、プロトタイプを開発し、実データを用いて提案手法の有用性を評価した。結果、いくつかの課題があるものの期待したとおり精緻な3次元道路線形データを生成でき、提案手法の有用性を確認できた。道路ネットワークデータは、3次元道路線形データを既存技術により接合することで作成できる。今後は、さらに企業化ニーズを高めるため、車線単位や自転車向けの精緻な3次元道路ネットワークデータの効率的な作成手法の確立に取り組む。
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