遺伝子増幅現象のボトルネックを克服した高効率タンパク質生産系の開発
研究責任者 |
渡邊 孝明 基礎生物学研究所, 多様性生物学研究室(渡邊), 助教
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 翻訳後修飾や高次構造が維持された高品質なタンパク質は医薬・診断薬の開発など需要が多いが、その生産には多額のコストを要する。この生産には動物細胞での遺伝子増幅現象が利用されているが、増幅機構が未解明なため約30年にわたり十分な効率化がなされていない。我々は増幅初期の最重要なステップを人工的に誘導することに成功し、Chinese hamster ovary細胞を用いて6.8μg/mLのタンパク質生産性(G-CSF、顆粒球コロニー刺激因子)を約9週間で達成した。今後、ローラーボトルでの大量培養や浮遊細胞化による高密度培養等の適用を検討し、簡便に短期間で生産可能なシステムを目指す。
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