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感覚運動統合機能の定量的評価のための装置開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 森田 良文  名古屋工業大学, 大学院工学研究科, 教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要脳血管障害などで感覚運動統合機能が阻害されると、日常生活で多く見られる把持・運搬複合動作に支障をきたし生活が不便となる。本研究では、手指の感覚運動統合機能の評価装置を開発し、療法士との協議から定量的評価法を確立した。開発した評価装置の測定データの再現性1%以下の目標を達成し、さらに3つの評価装置も開発し、個体差1%以下の目標を達成した。策定した評価プロトコールの有効性は、健常者による比較実験と療法士による臨床試験から検証した。さらに、療法士によるアンケート調査と協議から定量的評価法を確立した。本研究の達成により患者の症状に適した訓練メニュー設計に寄与できることから、本シーズ候補の実用化可能性は高いと判断する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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