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超音波加振型加圧焼結法によるNi-Ti系超弾性合金の作製に関する研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 森山 実  長野工業高等専門学校, その他部局等, 教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要試作した超音波加振型加圧焼結機を用いて、Ni及びTi粉末を出発原料としてNiTi合金の焼結を行い、超音波の付与の効果を調査した.超音波付与した場合は付与しない場合と比較して、以下となった。 (1) 800~900°Cの焼結温度範囲において、引張強度が1.6~1.8倍に向上できた.研究目標(引張強度1.4倍以上)を達成できた。 (2) 800°C以上で相対密度、硬度、ヤング率などの特性が向上した.超弾性効果は示さなかった。 (3) 電気伝導度は、1~2MS/m程度であった。 (4) 約800°C程度で化合が進み、900°C以上でNiTi合金が生成された。 今後、熱処理による特性改善が見込めると推測される。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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