研究責任者 |
栗栖 牧生 愛媛大学, 理工学研究科(理学系), 教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | バルク状の熱電変換材料のゼーベック係数および電気伝導率の(1)空間分布(均一性)精密評価、(2)その可視化マッピングを行うために、微小プローブを用いた二次元走査型評価装置の開発を行った。汎用ノートPCを用いて、二次元走査の制御、微小領域のゼーベック係数と電気伝導率の全自動測定化を進めている。市販の自動ステージの自動制御プログラム開発に改良の余地があるが、種々の制御・計測プログラムと可視化プログラムは完成しており、各種の試験を重ねている。完成後は、単結晶試料の作製が困難である材料における熱電特性の異方性を明らかにすることが期待できる。更に傾斜機能材料の電気特性評価、格子欠陥の評価にも応用が可能である。
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