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液状発酵食品中の不要タンパク質の高効率除去材の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 加藤 且也  独立行政法人産業技術総合研究所, 先進製造プロセス研究部門, 研究グループ長
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要みりん等の液状発酵食品の食味や視覚を劣化させる滓の原因となる不要タンパク質を安全かつ確実に吸着するために、ペプチドを複合化したリン酸カルシウムを創成し、不要タンパク質を多量かつ選択的に吸着させる新規な複合材料の開発を行う。酸性ペプチドであるポリL-グルタミン酸及び塩基性ペプチドであるポリL-リジンならびにポリL-ヒスチジンをリン酸カルシウム合成時に混合させることにより、新規な無機-有機ハイブリッド材料を効率良く合成することに成功した。その複合体を用い、数種類の混合タンパク質溶液より、任意のタンパク質のみを選択的かつ多量に吸着できる材料への構造最適化を実施した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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