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MRI画像診断を劣化させないインプラント材料の構造設計法の開発 ― 適切診断と医療費低減を目指して ―

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 山本 徹  北海道大学, 保健科学研究院, 教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要MRI検査において、脊椎固定具などのインプラントによりMRI画像が乱れ、診断を下せない場合が多発している。我々は、生体適合性を持つ常磁性体に粉末の反磁性Graphiteを封入するハイブリッド構造により、画像の乱れを画期的に低減できる独創的アイデアを考案した。本研究では、このアイデアの実用化を目指し、まず画像乱れの原因となる磁場歪みについて、MRI撮像により求まる実測画像を基に、シミュレーション(計算画像)の高精度化を図った。つぎに、このシミュレーション技術を用い、脊椎用固定具を模擬した柱状形状を対象に、そのハイブリッド内部構造の最適設計を行った。さらに、その構造の力学特性がインプラントとして十分であることを力学解析シミュレーションで確認した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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