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鳥インフルエンザ特効薬の製造原料となるシキミ酸を糸状菌から製造する方法の妥当性の検証

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 小嶋 政信  信州大学, 農学部, 教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要簡易型手動試料破砕機を用いてキノコ菌糸を破砕したのち、有機溶媒と水を用いて、菌糸が含有する一次代謝産物を抽出する最適方法を検討した結果、実験室レベルでの簡易抽出法が確立できた。さらに一般に普及しているHPLC分析システムを用いて、キノコ菌糸から抽出したシキミ酸の最適定量条件を確立することに成功した。本抽出・分析法を用いて、キノコ菌糸に与える光刺激条件を変えた際のシキミ酸蓄積量の増減を測定した結果、キノコ菌糸に光刺激を与えてシキミ酸生合成量を増加させる本技術は、トウシキミからの抽出法と比較して、シキミ酸の新規製造方法として妥当であるとの結論に達した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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