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赤ワインポリフェノールの簡便な合成と応用
研究課題
産学が連携した研究開発成果の展開
研究成果展開事業
研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)
探索タイプ
研究責任者
真壁 秀文
信州大学, 大学院農学研究科, 教授
研究期間 (年度)
2011 – 2012
概要
赤ワインに含まれるカテキンやエピカテキンのオリゴマーの合成を行った。銀をルイス酸に用いた縮合反応において4量体では収率は41%、5量体では50%であった。実用化までには80%の収率が必要であるので条件の最適化に課題が残った。ただ、カテキンの4, 5量体の合成は初めての例である。一方、エピカテキンの場合は4量体合成の前段階として3量体の合成を行った。ルイス酸としては希土類ルイス酸のYb(OTf)3を用いると収率57%で縮合物を得た。また4量体の合成では収率は30%であった。