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分子内・分子間水素結合エネルギーの測定装置の開発~マイクロ波照射による極性分子強制振動のその場分光測定技術の展開~

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 朝熊 裕介  兵庫県立大学, 大学院工学研究科, 准教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要多くの有機化合物には2重結合や(C=C)、不斉炭素(C*)が存在するため、複数の配座(回転)異性体が存在する。しかし、この可能な立体配座数は結合の回転に起因する自由度に依存し、高分子側へと単結合が増えるにつれて爆発的に増大する。このため、その存在確率は分子内および分子間の水素結合のネットワークにも影響され、定量分析を困難にしている。そこで、マイクロ波照射による分子の振動・回転運動により、極性を持つ分子もしくは配位子のみを強制的に回転させ、オンラインで赤外吸収スペクトルを観察する。さらに、照射停止後のスペクトルの経時変化から水素結合のネットワークや回転エネルギーを算出する装置を開発する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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