研究責任者 |
髙畠 秀雄 金沢工業大学, 地域防災環境科学研究所, 所長
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2012
|
概要 | 本研究開発は、煙突、タワー、災害無線塔、送電線鉄塔、広告塔、電柱等の塔状構造物が地震により転倒・倒壊する事を防止するための制振(震)装置の実用化である。 塔状構造物の構造形式は、マクロ的には静定構造物であるから、地震により転倒・倒壊を生じやすい。また、固定周期が長いため、長周期地震動に影響される。 大地震時において塔状構造物の転倒・倒壊を防止できる制振装置を考案し、実験室レベルでその有効性を確認した。そこで、本研究開発の目的は、提案した制振装置を実用化し、商品化する際に不可欠な実用レベルでの試作品を製作し、その有効性と、商品化する際の問題点を総合的に検討し、解決する事にある。
|