研究責任者 |
玉置 雅彦 明治大学, 農学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 研究責任者は、培養液中の小松菜の根にLEDの赤色光または青色光を照射すると、非照射に比べて生育が促進されることを見出した。そこで、小松菜では赤色光や青色光以上の生育促進効果が得られる光源色が他に存在するか、ホウレンソウとレタスでは非照射に比べて10%以上の収量増となる光源色を見出すことを目標とした。その結果、小松菜では赤色光または青色光以上の生育促進効果を有する光源色は他に無いこと、ホウレンソウでは赤色光、レタスでは赤色光と黄色光で目標を達成できることを明らかにしたので、当初の目標を達成できた。今後は、これらのメカニズムの解明、さらに多くの植物種での検討を行うことで、実用化へ発展させる計画である。
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