研究責任者 |
植木 保昭 名古屋大学, エコトピア科学研究所, 助教
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 本研究では、石炭燃焼や廃棄物焼却プロセスから微量ではあるものの排出されている元素水銀蒸気を吸収可能な吸収剤の開発を行う。水銀の酸化反応を促進することが分かっている塩素や硫黄を含有する、バイオマスや都市ゴミからのリサイクル資源である廃棄物系炭化物を吸収剤として利用する。具体的には、対象としている廃棄物系炭化物の比表面積制御および塩素や硫黄による化学的修飾を駆使して水銀吸収を活性化させ、既に水銀吸着剤として実用化されている活性炭の吸着能に匹敵する廃棄物系炭化物を利用した吸収剤の開発を目指す。
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