高度な加熱制御を実現するマイクロフレームアレイ式加熱デバイスの創製
研究責任者 |
平沢 太郎 中部大学, 工学部機械工学科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 本研究課題の目標は、微小火炎の数を増やしても、個々の微小火炎を制御できるようにすることで、1ユニットで加熱できる面積を 10cm x 6cm まで拡大したマイクロフレームアレイを開発することである。数値解析及び燃焼実験により、燃焼均一化のために、燃料室内および空気室内の流れのバランスを制御する鍵となる設計要素を発見した。すなわち、各ノズルより噴出する流れを均一化するのに有効な流路設計手段を手に入れることができたのである。その結果、マイクロフレームアレイの加熱面拡大の目標値を達成することができた。今後は、出力制御範囲の拡大や、加熱面積のさらなる拡大を計り、より一層の汎用性を獲得しつつ、応用展開の範囲を広げてゆきたい。
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