音素固有部分空間法による構音障がい者の声質変換の研究開発
研究責任者 |
滝口 哲也 神戸大学, 都市安全研究センター, 准教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 本研究は、ユビキタス社会における構音障がい者の自立生活を情報技術により支援する新しいユニバーサルデザインの研究開発を目的としている。構音障がい者の発話は、その内容を聞き取る事が困難な場合があり、地域社会から取り残される事がある。本代表者らがこれまでに研究を進めてきている構音障がい者の音声認識システムを活用し、本課題として音声認識誤りに頑健な構音障がい者の声質変換の研究開発を行った。今後、実生活環境下において、入力音声に重畳される背景雑音による影響を対処することにより、本システムが地域生活において実用化され、全ての人々が共存したコミュニケーション社会の構築を目指す。
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