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ハイスループットin vivo有毛細胞イメージングを用いた難聴治療薬の探索

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 西村 有平  三重大学, 大学院医学研究科薬理ゲノミクス, 講師
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要難聴は最も頻度の高い身体機能障害であり、その治療法を開発することは極めて重要な社会的意義を有する。難聴には様々な原因があるが、有毛細胞の障害は、老人性難聴や薬剤性難聴における重要な原因であり、その機能を保護することは有効な難聴治療法のひとつとして期待されている。本研究では、我々が独自に開発した有毛細胞イメージング剤と、ヒト疾患モデル動物としての地位が確立しつつあるゼブラフィッシュ、さらにイメージング剤で染色されたゼブラフィッシュの有毛細胞を高速かつ自動で撮影する顕微鏡装置を組み合わせたスクリーニングシステムを構築し、有毛細胞保護作用を有する薬物を同定した。今後、この薬物の有毛細胞保護作用の分子機構を解析し、その薬理作用を解明することにより、さらに優れた難聴治療薬の開発へと展開する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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