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熱ストレス処理の最適化による青果物貯蔵法の実用化研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 森本 哲夫  愛媛大学, 農学部, 教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要本研究は、貯蔵青果物の鮮度保持、高品質化、病虫害防除を達成するための最適な熱ストレス処理法を見出し、その技術を実用化することである。上記の目的のため、2回の熱ストレス処理(40~50°Cの高温下に2回置く処理で、1温水浸漬、2温風にさらす処理)について研究した。1温水浸漬では青果物の洗浄効果だけでなく、水損失の低減、表皮細胞の頑丈化、病害の抑制等の傾向が確かめられた。また、ニューラルネットワークと遺伝的アルゴリズムを組み合わせた知能的最適化手法を適用することにより、青果物の水損失を最小にする、病害を最小にする最適な温度操作列{T1, T2, T3, T4}={43, 15, 45, 5°C}が求められた。今後は、この技術を西条市が進めている農商工連携のプロジェクトに適用し、野菜の鮮度および品質保持に役立てたい。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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