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病原遺伝子を改変したウイルスの人工的設計によるメロンえそ斑点ウイルスのワクチン開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 望月 知史  大阪府立大学, 生命環境科学研究科, 助教
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要本研究課題は、アミノ酸変異を伴わない同義置換によりウイルス毒性遺伝子を改変し、弱毒株を作出する技術を開発することを目的としている。メロンえそ斑点ウイルス(MNSV)の毒性因子である複製酵素遺伝子を部分的に非植物型に脱最適化した6種の変異MNSVを人工合成し、メロンへの感染性と毒性を確かめたが、強い感染性を保ち毒性のみを喪失した弱毒株を得ることはでなかった。複製酵素遺伝子の脱最適化はウイルスの毒性より感染性に影響しやすいと考えられた。一方、毒性を示さなかった二つの変異株については、感染性が非常に低下しているが喪失していない可能性があるため、今後さらなる脱最適化の標的部位の絞り込みを行う。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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