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不可逆的に表面改質可能な機能性界面活性剤による次世代炭素材料薄膜の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 丸山 達生  神戸大学, 大学院工学研究科, 准教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要本研究では、重合性界面活性剤を新規に設計、合成した。この界面活性剤には、水中および有機溶剤中でラジカル重合可能な重合性官能基を、疎水基として疎水鎖の異なる脂肪族炭化水素を導入した。また、親水基はノニオン性の単糖およびオリゴエチレングリコールを用いた。この重合性界面活性剤を用いて疎水性ポリスチレン粒子(粒径1~1.5μm)の分散およびカーボンナノチューブの分散に成功した。特に、界面活性剤同士を重合させた後も粒子およびカーボンナノチューブは分散状態を維持しており、洗浄後も凝集しなかった。また得られたカーボンナノチューブ分散液はガラス板等に塗布し、薄膜化が可能であることを実証した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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