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タンパク質機能部位の蛍光ラベル化試薬の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 友廣 岳則  富山大学, 大学院医学薬学研究部, 准教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要標的タンパク質機能部位を光化学的に蛍光ラベル化する独自技術は、光捕捉反応と蛍光基形成反応の2つの光反応から成り、反応の選択性や操作の簡便性で特長がある。蛍光ラベル形成効率、蛍光特性向上を主な目的として、試薬の誘導体化を中心に最適化を図った。その結果、光捕捉反応はベンゼン環上の置換基により、一方、蛍光基形成反応は脱離基や二重結合上の置換基、反応温度により大きく影響されることを明らかにした。最終的に2つの光反応をほほ完全に制御し、対象タンパク質における蛍光ラベル速度の著しい向上を達成した。さらに従来の化合物に比較して100 nm以上もの蛍光の長波長化を示す誘導体合成に成功した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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