研究責任者 |
山川 考一 独立行政法人日本原子力研究開発機構, その他部局等, 研究員
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 先端固体レーザーと光パラメトリック発振技術を融合することにより、実用的な中赤外レーザー光源を実現し、無侵襲血糖値測定技術を確立します。本研究開発では中赤外レーザー光源の波長可変領域の拡大、中赤外レーザー光のグルコースによる吸収変化の再現性向上およびグルコース濃度の絶対値校正法を確立します。これにより、今日まで約30年来研究開発が続けられながら未だ実用化されていない無侵襲血糖値測定装置の実現を目標にし、高血糖患者が採血のたびに伴う苦痛を取り除き、現在780万人(2010年厚労省)以上の高血糖患者の日常的な負担を軽減することにより人に優しい医療の実現を目指します。
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