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ステビア農業資材の塩害水田に対する土壌修復効果とそのメカニズムの探索

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 岡本 啓湖  別府大学, 食物栄養科学部, 教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要本研究の目標は、ステビア熱水抽出液発酵液に高濃度(1.30±0.20%)で含まれるKに着目した脱塩効果の解明である。その方法としてステビア熱水抽出液発酵液からのKを含む物質(K包含物質)の分子量を推定した。その結果98.16±5.74%のK物質Iが14,000dalton以下で、更にこのK物質Iの27.43%は500~14,000dalto(K物質II)、57.47%が500dalton以下(K物質III)の分子量を示した。しかしステビア熱水抽出液発酵にK濃度と同濃度のNaClを添加するとK物質IIが更に6.26%にまで減少し、且つK物質IIIが101.1%にまで上昇した。またこのK物質IIは活性炭素カラムにより全量回収され(CF1)、CF1のK濃度の1,1.5,2.0倍と添加NaClの濃度を増加すると、500dalton以下のK物質が直線的に増加することが確認された。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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