研究責任者 |
畑田 出穂 群馬大学, 生体調節研究所, 教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 短鎖ノンコードRNAで遺伝子発現制御を行うマイクロRNAは”エクソソーム”という膜に包まれ血中に遊離して安定に存在することから、臓器間の情報伝達物質として注目されている。申請者らはこれまでに肥満したマウスで増えている血中遊離マイクロRNAを発見し、そのうちの1つを健常なマウスに投与すると血糖値が上がることを見出した。そこで、本プロジェクトではこの血糖値を上げる遊離マイクロRNAが肥満や糖尿病の病態を改善する創薬のターゲット分子、バイオマーカーとなるかを明らかにすべく1このマイクロRNAの効果を抑えて、血糖値を下げることができるかどうか、2肥満や糖尿病の病態を改善できるかどうかについて検討する。
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