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新方式薄型レゾルバの実証モデル開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 笹田 一郎  九州大学, 総合理工学研究院, 教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要ロータに一軸磁気異方性を持つ方向性珪素鋼板の円板(0.35mm厚)、ステーター側にPCBで作ったサイン相およびコサイン相を発生する各平面コイル、平面コイルのロータ側と異なる側に無方向性珪素鋼板からなるヨーク(0.3 mm厚)を基本構成要素とする、全く新しい原理で動作する超薄型レゾルバを開発した。ロータと平面コイル間に1mmの空隙を設けても基本部の厚みは3-4mmである。外径96mm-46mmにわたる5種類のロータと3種類のサイズのコイルを製作した。変圧比(正弦波出力実効値/励磁電圧実効値)は3.4%-1.4%、非線形性誤差はおおむね0.5%であった。これらの成果を2012テクノフロンティア(東京ビッグサイト)に出展し、多数の来場者があった。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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