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可視光硬化型ゼラチンを用いた新規歯周病治療用接着材の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 中村 真理子  吉備国際大学, 短期大学部その他部局等, 教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要本研究は光照射により表面硬化膜を生じ、生体硬組織ならびに軟組織に接着する可視光硬化型ゼラチンを歯周疾患治療に応用することにより歯周疾患治療の成績向上を目指すものである。ラットに歯周病モデルを作製し可視光硬化型ゼラチンを添加した結果、8週間経過時点で一部骨様組織の形成が認められた。さらに軟骨細胞を生きたまま封入できることならびにウサギの軟骨欠損部に成長因子や細胞を添加して埋入したところ軟骨再生が可能であることが確認された。以上のように可視光硬化型ゼラチンは患部に塗布し光硬化することにより、その場で密着固定し、かつ柔軟性があり成長因子、細胞等を内包させることが可能である材料であることが示唆された。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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