1. 前のページに戻る

飛翔性微小昆虫を捕食する土着天敵メスグロハナレメイエバエの大量増殖法の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 荒川 良  高知大学, 生命環境医学部門, 教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要本課題の目標は飛翔性昆虫捕食性メスグロハナレメイエバエを、施設園芸の害虫防除資材として実用化するために、幼虫の簡易飼育法の確立と雌雄の交尾を成立させる環境条件を明らかにし、大量増殖法の確立を行うことである。本研究の結果、熱帯魚の餌用として市販されているブラインシュリンプ耐久卵から孵化した直後の幼生がメスグロハナレメイエバエ幼虫の餌として有用であることを世界で初めて明らかにし、また昆虫飼育用ケージ内に成虫の静止場所を提供することで交尾が可能であることが明らかとなった。幼虫は他の捕食性昆虫類と同様、共食いを行うので、その率を軽減させる飼育方法を考案することで今後の大量増殖につながると予想された。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst