研究責任者 |
小林 英津子 東京大学, 大学院工学系研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 本研究では、膵臓を安全確実にステープリングを行うために、組織にかける圧力をモニターし、圧座速度、時間コントロールする装置を開発することを目的とする。今年度は最終年度として、DCモータと力センサを用いた自動ステープル装置の製作と評価実験を行った。昨年度の結果より、圧座速度が増加すると把持先端部での圧力が大きくなるとともに膜破裂が起こることが観測されたため、力センサの値を一定以上にならないようにステープラーの圧座速度制御を行った。評価実験の結果、 把持時の圧力のセンシングが可能であり、また、圧力を一定値以下に制御とすることで、膜破裂を防止することが可能であった。
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