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未利用レンコンに含まれるポリフェノールの吸収性に関する研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 鶴田 裕美  佐賀県工業技術センター, 食品工業部, 副主査
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要レンコンのポリフェノールは、ガロカテキン及びカテキンを構成成分としたプロアントシアニジン(PA)であり、肥満モデルマウスの脂肪肝を改善する。本研究では、レンコンPAの体内吸収性について検討した。ラットにレンコンPA(単量体~12量体)を投与し、血中に吸収されるポリフェノールの検出を行なった。その結果、インタクトなPAは検出されず、(エピ)カテキン及び(エピ)ガロカテキンのグルクロン酸抱合体とそれらのメチル化体の4種類の代謝物が検出された。また、これまで、逆相HPLCで分析が困難であったガロカテキンとカテキンのホモポリマー及びヘテロポリマーを4量体程度まで分別して分析可能なHPLC分離方法も確立した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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