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ニコチン性アセチルコリン受容体活性化分子を標的にした「新規認知機能改善薬」創製に関する実用化研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 福永 浩司  東北大学, 薬学研究科, 教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要新規アルツハイマー病治療薬 ST101 (米国で臨床試験実施中)の作用機序に関する研究を行い、ST101の標的タンパク質がT 型電位依存性カルシウムチャネルであることを発見した。 ST101の認知機能改善機序は既存のアルツハイマー病治療薬とは全く異なり、T型カルシウムチャネルを活性化し、脳において記憶形成に関わるカルシウム/カルモデュリン依存性プロテインキナーゼII(CaMKII)を活性化した。更にST101誘導体を中から活性の強いSAK3 を創製し、認知機能改善薬として24年1月に特許出願した。本研究では培養神経細胞とアルツハイマー型遺伝子改変マウスを用いて、認知機能改善効果における優位性を確認した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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