宿主体内で簡便に作製できる自家組織心臓代用弁「バイオステントバルブ」の創出と経カテーテル大動脈弁移植への適用
研究責任者 |
山南 将志 京都府立医科大学, 心臓血管外科学, 専攻医
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 本研究開発期間の後半(平成24年4月1日~平成24年7月31日)でTAVI用自家結合組織心臓代用弁「バイオステントバルブ」の設計、開発を行った。3Dプリンターを用いてアクリル製の鋳型を設計、既存のステントと組み合わせることで鋳型を作製した。これをビーグル犬の皮下に埋入し約4週後に摘出し鋳型を抜去すると、自家結合組織で形成された3枚の弁葉がステント内部に形成され、結合組織はステントと強固に結合していた。今後、拍動型循環回路での耐久性評価などを行い、実験動物への心臓弁位への移植を行う予定である。
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